初心者でも簡単!今から始めるjQueryの基礎 その1
最近ではWebサイトを作る際、必ずと言っていいほど入っているJQuery。
これから更新する「初心者でも簡単!今から始めるjQueryの基礎」全4回
この記事ではもっと表現を増やしたいけど、プログラムはちょっと……。という人に、あれ?以外とjQuerytって簡単かもれしれない?
と思ってもらえるようになればいいなと思って書いたjQuery初心者向けの基礎を学ぶ記事です。
- 第1回 jQueryとは何か←今回はこれ。
- 第2回 jQueryでタブの切り替え
- 第3回 マウスをhoverしたら画像が切り替わる 基礎
- 第4回 マウスをhoverしたら画像が切り替わる 応用
まずjQueryとはなんぞや
本来なら、javascriptで長々とDOMでidを取ってきて、処理をして、という初心者にはよく分からない難しい処理。
そんなわけ分からないプログラムとか苦手……といった人にも簡単に短く書くことができるjavascriptのライブラリがjQueryです。
こんな感じ。
2.読み込んでみる。
まず、jQuery.comのサイトのDownloadから、一番新しいバージョンをDLしてきましょう。
二つあると思うのですが、
http://code.jquery.com/jquery-○.○.○.min.js
こちらのminとついている方でDLしてきた方がいいです。
※minとついていないのは非圧縮なので、圧縮されている方を使ったほうが読み込みが早いからです。
3.読み込み
読み込みは簡単です。
先ほどDLをしてきたものを、任意のフォルダに入れます。
そして、HTML側のheadのエリアに、
<script type="text/javascript" src="任意のフォルダ/jquery-○.○.○.min.js"> </script>
と記述します。
次に、jqueryを実行するために、JSファイルを一つ作って、そのファイルを上記の後ろ(強調)に記述します。
<script type="text/javascript" src="任意のフォルダ/jquery-○.○.○.min.js"> </script> <script type="text/javascript" src="任意のフォルダ/自分で作ったJSファイル.js"> </script>
このような感じ。
※この時、jQueryファイルと実行するためのJSを逆にしてしまうと、実行するためのJSの方があとに読み込まれるので、動かないという現象に陥ります。
本当に。
4.jQueryを実行するための記述。
実行するためのJSファイルに、
$(function(){//行いたい処理});
と記述する事で、JQueryが使えるようになります。
この、$(function(){//行いたい処理});は$(document).ready(function(){});
の"(document).ready"を短縮したものです。
要するに、HTML側が読み込まれて、準備ができた段階で、"行いたい処理"を実行するよ!
ということです。
5.実際に使ってみよう。
では、どんなものか実際に使ってみましょう。
処理:表示されている文字を消す。
材料は、
- HTMLファイル
- jQueryファイル
- 実行用JSファイル
先ほど上記で作ったようなファイルです。
1.任意のidを付けたdivを作る。
HTML側に、任意のidを付けたdivを作ります。
このdivが表示されているか確認を忘れずに。
下記は例です。
<div id="hoge"> <p>Hello World</p> </div>
2.要素を取ってくる。
次に、実行用JSファイルの方で、処理をしたいdivの部分のidを取ってきます。
取って来たい要素は、$("要素")でとってこれます。
CSSみたいにidの中の○○といった書き方もできます。
この要素の事をセレクタって言います。
$(function(){ $("#hoge p") });
3."消す"処理
次に、消すにはhide()というメソッドを使います。
メソッドとは、何かの処理をする部分になります。
今回の場合、hide()は隠すという処理をするものになります。
$(function(){ //$("id="hoge"の中の、pを).消すよ!といった処理になります。 $("#hoge p").hide(); });
これを実行すると、「hellow World」の文字は表示されなくなります。
この一通りの流れが、jQueryの基本になります。使い方になります。
$("要素").メソッド()
このように、基本的にはとってきた$("要素")に対して.~()をしてね!といった処理をする事で、
jQueryを使って色々な処理をする事ができます。
初回の記事はこれでおしまいです。
次回は、jQueryでタブの切り替えをする処理を作ってみたいと思います。
お楽しみに!